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プリントゴッコ世代にはたまらんやつ

かかこです。

日曜日、パルコのBOOK PARK CLUBでリソグラフでポスターをつくろう。のワークショップを体験してきました。

友達の古本屋さんも出店してるイベント。
そして、子どもの時から知ってる子の作品も一番目に入るとこに置いてあったり。(感慨深い・・・)


さて、本題のリソグラフ。
なんですかそれ?


その名前は知らなくても、アラフィフ世代ならだれもが知っているプリントゴッコ。
国民~行事だよ~♩のあれですよ。
あのプリントゴッコを作った会社が、作った印刷機?印刷方式?がリソグラフ。
ざっくりいうと、めっちゃ高機能なほぼ全自動プリントゴッコ。


でも実はこの高機能プリントゴッコ、PTAや子ども会、子どもの習い事などのプリント作成で、公民館や学校の印刷機を使って印刷するあれなんです。
何十枚、何百枚を印刷するときは、コピー機ではなく印刷機で印刷した方が安いから、なんかようわからんけど印刷機ねOKッ♩
としか私も認識してなかったんですけど、あれが実はリソグラフだったんですねぇ。
やだもう十何年、それはそれはめっちゃお世話になりましたってば。
但し、学校や公民館にある印刷機は黒一色でした。今回のは二色。しかもインクのドラムを入れ替えて4色刷りすることで味のある作品が出来上がるというそれ。


私のイメージでは、アンディ・ウォーホル的な感じだったんですけど、いざ原稿を作ろうと思うと全くネタが浮かばない。
最近物件とドラマ(家康とか家康とか深田恭子とか)しか見てなかったから、そっち方面の脳が冬眠してました。
そんなわけで、iPhoneのカメラロールに眠っていた昔の作品(画質も悪いヤツ)を引っ張り出し、先生のMacbookにエアドロップ(便利すぎて吐きそうなWindows勢)


Macでしか使えないという(ハイ死亡)とても便利なアプリを使い元々の画像を4色分解。4枚に分解された画像を元にそれぞれ、蛍光ピンク、蛍光イエロー、アクア、ブラックの4色で印刷すると、水性のインクの乗算効果で独特の風合いのカラー印刷が出来上がるわけです。


ここで、問題になるのが画像の位置合わせ。懐かしのプリントゴッコでも、色を何色も使い、』に位置合わせをして2色目や3色目を印刷してましたが、このリソグラフも同じ要領で一つのマシンには2色しかインクを搭載できないので、一回目を印刷したらインクを入れ替えて二回目を同じ用紙に印刷します。
(そのインクのドラムが、絶妙に嫌な重さらしい!持たせてもらえばよかった!なんておもってない!)
用紙が通る際に若干のずれが生じるのですがそれがぴったり合わないと美しい印刷はならないんです。
でもね、それもリソグラフの味。
すべてひっくるめて、え、なにこれいい感じ。の完成。
いやあ、素晴らしい。


しかし、先生はそんなズレの微調整もぴったり合わせてくれるから、仕上がりにはうっとり。
最初にリソグラフのうんちくを長々と説明してくれる先生の話もオタク気質の私やほかの参加者(勝手に決めつける)は、脳汁ぶしゃーレベルで聞き入り、印刷の最中に盛り込まれる余談も聞き逃さず、質問もじゃんじゃんします。
もちろん他の参加者の作品をほめることも忘れません(ほんとに素敵)

てなわけで完成。

今回の素敵な先生
→ @handsawpress

ポスターをつくるワークショップは終わってしまったのですが、
→ リソグラフで自分だけのZINEを作ろう
→ BOOK PARK CLUB Instagram@bookparkclub
のワークショップは10/15まで予約なしで参加できるみたいなので、興味のある方はぜひ。

友達の作品みっけ。

もうすぐ尾道にリソグラフスタジオが出来るらしいので、是非行きたいと思っております。
いつめんツアー組んでいこ。