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工務店の役割

 インターネットや、SNSの普及のおかげで、工務店に直接頼んでも家が建てられるんだよー。ということは、なんとなく知ってる方が増えてきたのかなーと感じます。
 ハウスメーカーについてのイメージは、だいたいみなさんの想像通りで間違いないと思います。
住宅展示場へ行き、営業してもらい、設計の人がいて、工事して家が建つ。大体そんな感じです。
ただ、工事については、現場監督や大工工事は専門の下請け業者(これも工務店や大工)が請け負うことがほとんどです。
 次に設計事務所ですが、設計事務所は建築士さんが設計し、図面を書き(図面と言ってもよく見る平面図だけではなく、細かい図面がたくさんあります)それを、取引先の工務店(ここでも工務店)や建設会社と建てていきます。建設会社については、規模が大きくなるので置いておきますね。
今説明しただけでも、最終的に住宅には工務店が欠かせないことがわかります。

 では、亀井建築はどのような工務店かというと、基本的にはお客様から直接ご依頼を受けて、リフォームや、リノベーション、新築工事をする工務店です。
しかし、営業も大工もいません。いるのは社長と、従業員1名(わたし)だけです。
大工さんや、営業さんがいるちょっと大きめの工務店もたくさんありますが、亀井はそうではありません。ではどうするのかというと、こういった工務店には、いつも一緒に仕事をしてくれる、不動産屋さん、大工さん、業者さんがいます。そういった業者さんを一つのチームとして物件を完成させる。そのチームの監督の役目を工務店がしているのです。
契約、見積り、工事の進行具合、業者の手配、近隣への配慮。すべてのことをこなします。もちろん営業も。
だから実は、社長一人でやっていらっしゃる工務店もたくさんあったりします。すごいよね。
うちの社長も一昨年まではそうでした。

 そんな工務店に大切な家を注文するメリットは、なんと言ってもその監督と直接やり取りができること。こだわりたい部分はしっかりと、任せたい部分はわかりやすく直接相談しながら、家づくりができます。
当然、一度になん十棟もの物件はなかなか請け負えません。だからこそ、一棟一棟、お施主様の気持ちに寄り添って、大切に建てていけるんです。

 あとは、法律的、構造的に問題がなければ制限なく自由に設計できること。
規格住宅の場合はオプションになりますが、ハウスメーカーさんの商品よりは自由度が高く対応できます。それってすごいメリット!

あくまで、うちの工務店の話ですけどね^^